iPhone 4 発表 【四方や】

今日、というかほとんど昨夜の2時からついにWWDCが開幕し、iPhone 4が発表されましたね。以前、どこぞのガジェットサイトでフライングレビューされちゃったあれです。

とにかく今回のフルモデルチェンジはもの凄い進化を遂げたようです。眠い目を擦りながらUstのライブを見ていた訳ですが、今年の基調講演は動画の中継が禁止されていたこともありほとんどが音声配信のみ。Mac系の噂サイトがライブでテキストを流しているところからポイントだけ拾っていく感じです。

ということで基調講演で明らかになったものを拾うと…

• 世界で最も薄いスマートフォン 厚さ9.3mm
• 両面がガラス、サイドのぐるりとステンレスで持った時の高級感も追求
• MicroSIM
• CPUはAPPLE A4チップ
• 32GB/16GBメモリ
• 下りHSDPA7.8M、上りHSUPA5.8M
• 3軸ジャイロ、6軸モーションセンサー、加速度センサ、地磁気センサー等を搭載
• Retina網膜液晶 326pixels per inch( 3.5inch 960 x 640 display.)
• 800:1コントラスト
• Micが2つ（1つはノイズキャンセル付き）
• 新型Camera＋LEDフラッシュ＋フロントカメラ　5Megapixel 5倍のデジタルズーム　タップフォーカス
• HD Video対応（720p 30fps） 約500円のアプリiMovie for iPhone上で動画編集可
• Bluetooth, 11n対応Wifi, GPS, GSM UMTS 対応
• ブラウザの検索エンジンはGoogle、Yahoo、Bingから選択可
• アプリの完全なマルチタスク
• 既存のアプリはA4 CPUがアップコンバートしてHD化
• VPNはSSLを通しても利用可
• iBook対応
• Home画面、メールともフォルダ作成・振り分け可
• iPhone4同士のみ利用可能なWifi専用 高画質HDテレビ電話（FaceTimeVideoCalling）
• AT&Tでは32GB299$（約31,000円） 16GB199$（約21,000円）
• アメリカ、フランス、ドイツ、日本 6月24日発売

とにかく3GSからの飛躍っぷりが想像を超えるものだらけです。ハード的な3GSとのスペック比較はiPhone 4 対 iPhone 3GS 詳細比較チャートを見ていただくとして、とにかく驚いたのがその価格。ただこれは例の如く2年縛りプラントのこと。ちなみに3GSも併売される様で、何と$99に価格改定されます。はたして日本での販売価格がどうなるのでしょうか、その辺が気になる今日この頃。

おまけ。例に漏れずOne more thing...がありましたが、これはFace Timeのこと。何のことはない、単なるテレビ電話ですね。期待の大きさから比べての結果にヽ(・ω・)/ｽﾞｺｰだったのは日本だからでしょうか。テレビ電話は既にFOMAが何年も前に実現してますし、それ以外にもカメラやビデオ関係はガラケーで実現されているものばかりなんですよね。でもどうして同じ機能を持ちながらiPhone 4の方が魅力なんでしょうか。多分、ガラケーの方は制約が大きすぎるんですよね。何をするにもキャリア（メーカー）の決めた範囲の中でしか与えられないのに対し、iPhone 4の方はユーザーのアイデアと工夫で幾らでもできることが拡がっていくイメージです。当然出来ることに上限はあるのでしょうけど、その上限が既得権益商売で引き下げられているものでないことが大きいのだと思うんですよ。

そして最後に。ドコモ社長、変なしがらみに拘ってないでiPhone 4出せよ！ ちなみに禿回線使う気はゼロです。