未だに携帯はDocomoのP703iμなのであります。周囲の携帯が着実にiPhone化しつつある今日この頃、デフォで収録されている味気のない音で放置してきた訳ですが、そろそろ色気があってもよいのではないかと思ってしまったんですね。かといって携帯を買い換えるつもりは全く無く、さらに何処ぞの企業が先行者既得権益でカスラックと連んでやっている消費者を舐めたサービスに大事なお金を突っ込む気も更々ありませぬ。ということで自分が買ったCDから着信音を用意すれば良い訳ですね、はい。んでもって調べたところ、何やらグレーな臭いがプンプン漂ってきます。流石はカスラック、やってることが阿漕ですね。既得権益にしがみつくとこうまで醜いものなのかと思い知らされます。
まぁそんなことは放っておいて取りあえず作り方のメモだけ。用意するのは音源の編集に使う「Audacity」と、バイナリ編集用の「ChakmotoX」または「HexEditor」。音源は取りあえずAudacityが読み込めれば何でもおーけー。Audacityの場合、日本語環境に対応してないみたいなので、作業ディレクトリやファイル名は英数字しか使えないという制限がありますけど、その辺だけ気をつけていれば良いみたい。わたしの機種だと着うたに設定できるファイルの上限容量が500KBの様なので、最終的なファイルがこのサイズに収まるように編集します。目安としては、曲の長さが50秒以内、書き出し時のビットレートが80Kbpsで500KB以内に収まりやすいです。適当に好きなサビの部分などを残し、不要な部分をばっさりカット、「書き出し」でwav形式で保存。
次にQuick Time 7で先のwavファイルを読み込み、携帯向けの3GP形式のファイルに書き出します。ファイルフォーマットは3GP Mobile MP4、オーディオフォーマットはAAC-LC(ミュージック)、データレートは32kbps〜80kbps、チャンネルはステレオ、サンプルレートは16.000kHz。これで再生までは可能になります。そして問題のバイナリ編集。これをやっておかないと着信音に設定出来ないらしいのです。まさしくウンコ仕様ですね。こんな消費者を舐め腐った仕様、誰が考えたんでしょうか。愚痴を喚いても先に進まないのでこれくらいにして、先の書きだした3gpファイルをChakmotoXのアイコンに放り込みます。するとどうでしょう、あっという間に出来上がりです。あとは携帯からアクセスして取り込めば完了です。取り込む方法は適当に、適当に、適当に。知りたい人はググって探してくださいませ。
ちなみにChakmotoXはTiger(ppc)ではキチンと動いたものの、Snow Leopard(intel)では転けて役に立ちませんでした。もしかするとLeopardなら大丈夫なのかもしれませんが、検証環境が無いので悪しからずぅ〜。あとUNIXのコマンドライン仕様やらHexEditorで直接編集する方法も探すと転がってますので必要に応じてほにゃららら。そうそう、データレートが低いとかなり残念な音になります。下げると長い音を作れますが、聞くに堪えない雑音が流れてきますのでバランスは大切ですね。ではでは。
2010年2月10日水曜日 //////////////////////////
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